2013年02月15日

健康講座3

財団法人光線研究所、財団の医師監修機関紙より膝痛で多く見られる変形性膝関節症は、膝の軟骨や骨が減って痛みが出ていると説明されます。しかし、実は膝の軟骨や骨そのものには、痛みを感じる神経は通っていません。誰でも加齢と共に、膝の軟骨のすり減りや骨の変形はでてきます。それらが痛みの原因ならば、すべての高齢者に膝痛が出ることになりますが、実際そんなことはありません。痛みを感じるのは、膝の周りの筋肉、靭帯、関節包などの軟部組織です。この軟部組織での炎症や血行障害などにより痛みを感じます。従って、軟骨の減りや骨の変形があっても、膝周辺の軟部組織の炎症や血行障害を緩和すれば、痛みは改善できます。軟骨のすり減りや骨の変形があるから膝痛が治らないという思い込みをまず止めることが必要です。
  


Posted by 灰本療術院 at 14:48Comments(0)